PPT 行間をとる
文章とは『行』の集合です。読むという行為は、それぞれの行を目で追い、往復する動作とも言えます。従って、視線がたどりやすいように行を整えることで、文章は読みやすくなります。行を整える方法のひとつは、行間を正しくとることです。
行間は、行の高さの0.75倍を目安に
行間が詰まっている文章は、行の認識が難しく、読みにくいです。行間を適切にとることで、1行をスムーズに目で追うことができるようになります。
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行間のサンプル
行間のサイズは、書体や行の長さによっても異なりますが、行の高さに対して0.75倍前後(0.5倍〜等倍)で調節するのが一般的です。狭すぎず・広すぎない、丁度良い具合を見極めましょう。
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行間:0.5倍のサンプル
行間:0.75倍のサンプル
行間:等倍のサンプル
行間の設定手順(PowerPoint 2003まで)
[書式]メニューの[行間]を選択し、表示された[行間]ダイアログボックスの[行間]に数値を入力、[OK]ボタンを押下します。
パワーポイントでは、入力値よりも少し広めに行間がとられるようです。そのため、「0.75」倍を設定したいときには、『1.4』行程度を入力すると丁度良くなります。
行間の設定
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行間の設定手順(PowerPoint 2007以降)
[ホーム]タブの[段落]グループの右下の小さな矢印をクリックすると、[段落]ダイアログボックスが表示されます。この中の[間隔]グループの[行間]に”倍数”を選択し、[間隔]に数値を入力、[OK]ボタンを押下します。