office文書の一部を段組みにするには
段組みにしたい部分を範囲選択し、[ページレイアウト]タブの[ページ設定]にある[段組み]をクリックして、段数を指定します。
はじめに
Wordで段組みにしたい部分を選択して段組みを設定すると、その部分だけ独立したセクションになります。たとえば、セクションが区切られていないドキュメントの場合はステータスバーで「セクション:1」と表示されますが、文章の途中で段組みを設定した後、段組みの後にカーソルを移動すると「セクション:3」に変わってしまいます。つまり、段組み内は「セクション:2」とWord側で認識され、段組みセクションが終わったら3セクション目、ということになるわけです。
office文章の途中で段組みを設定するとセクションが3つに分かれる
"office2021911-686-1"
ただし、そのセクションがどこから始まり、どこで区切られているのか把握しないと、意図しない結果になってしまい、思い通りにドキュメントの作成ができなくなるので注意してください。
ステータスバーでセクション番号を表示するには
Word 2010では既定ではステータスバーにセクション番号が表示されません。現在のセクション番号を表示するには、ステータスバーを右クリックして、ショートカットメニューより[セクション]をクリックします。
ステータスバーを右クリックしてショートカットメニューより[セクション]をクリック
"office2021911-686-2"
↓
ステータスバーの左端にセクション番号が表示された
"office2021911-686-3"
現在の行番号も確認したい場合は、[行番号]にもチェックを付けておくとOKです。
操作方法
officeサンプルファイル「sample4.docx」を開きます。
1ページ目の5行目から14行目までの段落全体を選択します。
[ページレイアウト]タブを開き[段組み]ボタンをクリックします。
"office2021911-686-4"
今回は2段組みにするので一覧から[2段]を選択します。
"office2021911-686-5"
段組みが設定され、セクション番号が「2」になりました。
"office2021911-686-6"