office フォームのグリッド線とルーラーの表示/非表示の切り替え
office Access2010のフォームをデザインビューで開くと、既定では下のようにグリッド線が表示されています。
このグリッド線は、コントロールの配置を揃えたりするときに役立ちますが、コントロールの枠線などがグリッドに重なると区別しにくくなったります。状況によっては、非表示のほうが見やすい場合もあります。
フォームで解説しますが、レポートも同じ操作で表示/非表示の設定ができます。
"office 2021901-649-1"
参考Access2013以降は、既定はグリッド線は非表示になっているようです。
ここでは[ドキュメントウィンドウオプション]で[タブ付きドキュメント](既定)を選択しています。[ウィンドウを重ねて表示する]と[タブ付きドキュメント]の違いについては、以下の記事で解説しています。
目次[非表示]
フォームをデザインビューで表示
グリッド線とルーラーの非表示設定
フォームをデザインビューで表示
フォームをデザインビューで開く方法を3つ紹介します。
[ホーム]タブの[表示]から[デザインビュー]をクリックします。
"office 2021901-649-2"
ウィンドウ右下にあるステータスバーの[デザインビュー]をクリックします。
"office 2021901-649-3"
作成済みのフォームであれば、ナビゲーションウィンドウのフォームで右クリックして、ショートカットメニューの[デザインビュー]をクリックします。
"office 2021901-649-4"
グリッド線とルーラーの非表示設定
フォームのルーラーは、垂直ルーラーと水平ルーラーがあります。
また、マス目の罫線のことをグリッドと呼びます。
"office 2021901-649-5"
ラベルやテキストボックスを多数並べたりするときは、このグリッド線を非表示にしたい場合がありますね。
その時は、フォーム上で右クリックしてショートカットメニューの[グリッド]をクリックします。
[ルーラー]も非表示にしたい場合も同じ操作です。
"office 2021901-649-6"
これで、グリッド線とルーラーは非表示になります。
表示したい場合は、再度、ショートカットメニューから[グリッド]、[ルーラー]をクリックします。
"office 2021901-649-7"
[配置]タブから設定
グリッド線の表示/非表示は、[配置]タブの[サイズ変更と並べ替え]グループにある[サイズ/間隔]をクリックして、[グリッド]、[ルーラー]をクリックしても同じです。
"office 2021901-649-8"
スナップをグリッドにあわせる
[配置]タブの[サイズ/間隔]には、[スナップをグリッドに合わせる]という設定もあります。
これは、既定でオンになっています。
オフにすると、グリッドに影響されずにコントロールをドラッグできるようになります。
"office 2021901-649-9"
ただ、[スナップをグリッドに合わせる]をオフにしないでも、[Ctrl]キーを押したままドラッグしても同じ操作になります。
微調整はやりやすくなると思います。
"office 2021901-649-10"
参考レイアウトビューでは、グリッド線は非表示になります。レイアウトビューでは、グリッド線の表示/非表示の設定もできません。
"office 2021901-649-11"
レイアウトビューについては、以下の記事で解説しています。
コントロールの設定をするときなどは、レイアウトビューのほうが効率よく設定できるかもしれません。