Windows 10でローマ字入力とかな入力を切り替える方法
Windows 10の日本語入力アプリであるMicrosoft IMEは、新しいバージョンのWindows 10になり操作方法がこれまでと大幅に変わってしまいました。そのため、ローマ字入力とかな入力を切り替える方法が分からなくなる事があるようです。
Microsoft IMEは、Windows 10 version1909より以前のバージョンと、Windows 10 version2004以後のバージョンでは使い方/仕様が異なっています。ここでは原則新しいバージョンに則って説明します。従い、ここではversion1909以前のものを「以前のバージョン」としversion2004以後のものを「新しいバージョン」とします。
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タスクトレイ(通知領域)にあるIMEのアイコン(「A」か「あ」)を右クリックします。
IMEのアイコン
「かな入力」にマウスを乗せ、「有効」ないし「無効」をクリックして選択します。
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Windows 10プロパティから
以前のバージョンでは、IMEのアイコン(「A」か「あ」)を右クリックすると「プロパティ」という項目があり切り替える事が出来ましたが、新しいバージョンでは「プロパティ」が無くなっています。但し、少々厄介ですが、設定により「以前のバージョン」に戻す事が出来ます。
タスクトレイ(通知領域)にあるIMEのアイコン(「A」か「あ」)を右クリックして、「設定」をクリックします。
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Windows 10「設定」の「Microsoft IME」が開くので、「全般」をクリックして下の方にスクロールします。「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」をクリックしてオンにすると以前のバージョンとなりプロパティを表示します。
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「詳細設定」をクリックします。
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「ローマ字入力」ないし「かな入力」をクリックして選択します。「OK」をクリックします。
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Windows 10ショートカットキーから
ショートカットキーからも切り替える事が出来ます。ところが、新しいバージョンではショートカットキーを使うためには設定が必要です。以前のバージョンでは設定は不要でした。
Windows 10タスクトレイ(通知領域)にあるIMEのアイコン(「A」か「あ」)を右クリックして、「設定」をクリックします。「設定」の「Microsoft IME」が開くので、「全般」をクリックして上にある「かな入力/ローマ字入力をAlt + カタカナひらがなローマ字キーで切り替える」をクリックしてオンにします。
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設定したら、最初に全角入力にしておき、「Alt」キーを押しながら「カタカナひらがなローマ字」キーを同時に押します。
「ローマ字入力」と「かな入力」を切り替えられるようになります。しかし、「ローマ字入力」と「かな入力」を併用する人は少ないのではと思います。